立春の日に
くまからの庭の端っこで梅が一輪咲きました。
例年より遅めの開花です。
待ちわびていただけに喜びもひとしおです。
人目に背を向け、媚びずにほころぶ姿に
自然の営みの偉大さを感じる朝でした。
花びらだけでなく、裏側のガクを含めた姿も良いものです。
静かな春の訪れを見つけると、思わず顔もほころびます。
10日ほど前には、雪の白に覆われた庭でしたが、季節は確実に春を向いていたことを確認できると、ほっとします。
皆様の心にも、いつも小さな春が咲いていますように。