春晴るる

あっという間に立春が過ぎ、旧暦新年を迎え、二十四節気は雨水へ。
もうすぐ桃の節句ということで、お雛様を出しました。


今年はお客様のお目に触れる機会が少ないのですけれど、

このお雛様のお陰様で、お客様と会話が弾むこともあり、穏やかなひと時が嬉しい限りです。

 

半世紀以上も、様々な時代を共にされたお雛様。感慨深いです。

凛とした表情で、くまからを見守って下さっています。

 

 

 

 

 

2階スタッフルームの南向きの窓から射す午後の光。

お日様と水仙とガラスの花器が作る風景が、印象的でした。

 

「ただそこにある。」

 

だけなのですけれど。

人間の主観が入って感じる事というのは不思議なものですね。

全く同じ景色は二度と味わえない気がして、日常の一コマが愛おしくて仕方のないときがあります。

 

 

 

 

 

昨年暮れから二ヶ月ほど通った職場とも、先日お別れ。

通勤時間には、朝日と夕日をたくさん浴び、空に広がる虹色のグラデーションをたくさん堪能しました。

雨の日、曇りの日、霰(あられ)の日、強風の日、月が細い日・まんまるの日、
いろいろな日があって、
草木や小さな生き物に思いを寄せながら、いろいろな事を思いました。

 

このような時だからこそ経験できたこと、達成できたことを励みに、

これからも前を向いて歩んでいきます。

 

貴重なご旅行先に「くまから」を選択してくださるお客様に、感謝もひとしおです。

ビジネスでのご利用も、応援しておりますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

皆様はどんな風景に目を留めて、どんな光を浴びていますでしょうか?
同じ太陽の下より、皆様のお健やかを願っております。