2015年
1月
01日
木
馬から羊へ。
くまからは「未」知の世界へ。
新しいHAPPYをご提供出来るように
翔たいと存じております。
おかげさまで、「くまから」は2度目のお正月を忙しく迎えることが出来ました。
これもたくさんの皆様のご厚意の賜物です。
心から感謝の気持ちでいっぱいです。
新しい年の始まりの日に、
空からもお便りが舞い降りてきました。
霰(あられ)の花が咲きました。
コロコロと愉快な音を立てながら灯籠の滑り台を転がったり、耳も目も楽しませてくれました。
鶴岡八幡宮のある賑やかな小町とは対照的に
ここ大町は とっても静かです。
小町と大町のコントラストを味わいにいらっしゃいませんか♪
最近仲間入りの星の灯りもお楽しみいただけたら嬉しいです☆
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
2015年
2月
10日
火
「くまから」の梅の花が一輪だけ咲きました。
昨年より2週間ほど遅いです。
今のところ、鎌倉では雪が積もることも無く、例年よりあたたかいような気がするので、もっと早く咲くかしらと思っていましたが…
開花の時期にはきっと、いろんな要因が影響しているのでしょうね。
他のつぼみが開くのが待ち遠しいです。
夏みかんの実も大きくなりました。
春色の陽射しを浴びた夏みかんのある風景は
鎌倉らしいですね。
お散歩すると、あちらこちらで発見出来ます。
「くまから」の庭の夏みかんの実は、まだ収穫していないのですが、お隣さんから分けていただいたので、お菓子作りをしました。
夏みかんピールです。
写真は、仕上げ前の様子。
ここまでで3日ほど。。
手間はかかるけれど楽しい時間。
作業中は、夏みかんの香りがいっぱい広がって天然アロマに癒されます。
楽しみにしてくださるお客様の顔を思い浮かべるとサクサク進みます。
お隣の夏みかんの木と「くまから」の看板。
お客様も写真を撮られるくらい立派な木です☆
先日ぜんぶ収穫され、今ではすっきりされています。
お友達に夏みかんピールをお裾分けしたら、
「くまからのくまの爪」
と名付けてもらえました。
チョコレートコーティングのは
「泥んこくまの爪」。
なんでも熊の爪は昔、魔除けのお守りだったようです。
けれど、今では熊が少なくなってしまったから、本当の熊じゃなくて夏みかんの爪のほうが良いね♪とのことで。。☆
とっても素敵なネーミングのおかげで、作るのも食べるのも一層楽しいです。
お隣にも、お友達にも、お客様にも、「くまから」を支えてくださる全ての皆様に感謝感謝の春です。
心にも彩り♪
本当にありがとうございます。
2015年
3月
28日
土
鎌倉の春の顔ともいえる鶴岡八幡宮の参道、段葛の改修工事(桜の植え替え工事)が昨年11月より始まり、2016年3月まで通行出来なくなっています。
3mの仮囲いには、こんなふうに以前の様子がプリントされていて工夫を伺えます。
桜の名所は他にもありますので、いくつかご紹介します。
「えびすさん」で親しまれている本覚寺。
こちらも本堂が改修工事中ではありますが、枝垂れ桜は変わらず見事です。
若宮大路から一歩入ると 静かでのどかなひとときを味わえます。
門をくぐる前からわくわくするのは、長勝寺。
鎌倉駅からバスに乗ってもいいですが、あたたかくなってきたので、歩くのにちょうど良い距離だと思います。
「くまから」のご近所ですので、ご宿泊のお客様は、朝のお散歩にいかがでしょう。
木の幹からひょっこり咲く桜がかわいらしいです。
最後にこちら。
雪ノ下にある「大佛茶廊」さん。
やはり若宮大路の喧噪をのがれ、黒塀の続く小径を行きます。
素敵なサイン。
「右へ道なり入口左」と書いてあります。
こちらのお庭から生える桜の木が 小径を彩り、この時期ならではの趣ある風景。
鎌倉文士・大佛次郎が茶亭として使用していた大佛茶廊さんは、大正時代の建物も素晴らしく、土日祝日にご利用できます。
(ご興味のある方は、事前にお調べくださいね)
今回は桜のお便りなので、ここまでです♪
お散歩しながら、静かに桜を楽しむのも良いものですよ。
2015年
4月
10日
金
春の材木座海岸。
あたたかな陽射しをうけて キラキラきらきら。
ここで大きく深呼吸。。◯
しんこきゅう
心呼吸
しましたら、光明寺さんへ!
江戸時代には、浄土宗関東十八檀林の第一位として格付けされた格式の高い寺院です。
10月12日から15日の間に行われる十夜法要の行事は、今でも夜市がたち大勢の人で賑わいます。
今回は、満開の桜で彩られた光明寺さんをご紹介します。
4月2日。
青い空に淡いピンクの桜が優しく微笑んでいるようでした。
奥の山には山桜。
春ならではの風景です。
こちらの庭園の蓮池は、夏になるととても優雅です。
7月には観蓮会(有料)が開かれ、蓮を目の前に抹茶を頂きながら静かな時の流れを感じることができます。
庭園内に聳える大聖閣は、宗祖法然上人800年大御忌を期して建てられたそうです。
これを撮影した次の日は、雨風が強く、
みるみるハラハラと散っていきました。
桜の花は本当に儚いですね。
冬の間にも しっかり生きていた証を感じられて、元気をたくさん頂くことができました。
葉桜になり、紅葉して葉が落ちて、という過程も ありがたく見守りたいものです。
ひんやりとした本堂の窓からのお花見の風景。
こちらを目にしたお客様が、
「天国みたい」
と呟かれました。
あとから振り返ると、
4月8日の お釈迦様のお誕生日を先取りしたような、そんなひとときでした。
感謝の気持ちで溢れた時間でした。
さいごに、4月4日の皆既月食の日に撮影した部分食の写真です。
「くまから」敷地内から観測出来ました◎
こちらからもまたパワーをいただきました!
2015年
5月
14日
木
晩春から初夏へ、
お花の季節がまだまだ続いていますね。
「くまから」の お隣のお宅のバラがとっても綺麗で、クマも嬉しそうです。
華やかな香りでお庭を彩ってくれているのは、夏みかんの花。
コロコロの梅の実は、さわやかな緑色。
小さなスズランは、ベルや音符にも見えて
可憐なリズムを感じます。
早起きして植物観察するのも楽しい季節となりましたね♪
2015年
6月
11日
木
「おんめさま」の愛称で親しまれている大巧寺(だいぎょうじ)は、鎌倉駅から徒歩3分。
お花の手入れが行き届いていて、とても気持ちが良いお寺です。
紫陽花の時期ですけれど、他の草花にも目を向けてみましょう♪
若宮大路から階段を数段上がり、赤い門をくぐると出迎えてくれたのは
「キンシバイ(金糸梅)」。
こちらは「アガパンサス」の花が咲く途中の様子。
まるでサナギから羽化する昆虫のよう。
お馴染みの姿になるまであと数日でしょうか。
「八重ドクダミ」は可憐な姿。
足元に発見した時は見入ってしまいます。
葉っぱの形もハートでかわいらしいです。
「チシマヒョウタンボク」。
透きとおる実は、チェコビーズのようでした。
「イワガラミ」。
アジサイ科の珍しいお花。
ガク片が一枚しかないのが特徴です。
6月もいろいろな草花を楽しめますね♪
2015年
7月
20日
月
良い天気に恵まれた「大町まつり」。
7月11日、12日、13日。
今年も八雲神社と大町の町が賑わいました。
7月20日。海の日の空。
KUMAKARAからは
真昼の月をお届けです。
薄い雲の中の淡くて細い月と隠れんぼしていました。
今日は波も穏やかだったようです。
お客様から教えていただきました♪
昔の人の梅雨明けのサインは、サルスベリの花が咲く頃だったようですが、
くまからのサルスベリはまだツボミです。
ピンクの花が咲いたら、一気に夏らしい風景となります。
日が暮れると、西の空に月がくっきり。
海の日に、空を見上げて楽しんでみました。
星座も夏らしくなってきましたね☆
みなさま、良い夏を♪
2015年
7月
31日
金
今年の7月は、一ヶ月に2回満月があるというとても珍しい月でしたね。
2回目の満月=「ブルームーン」は、
いつもより輝いているように感じました。
珍しいことの例えとしても引用される「ブルームーン」ですが、KUMAKARAでも、
めったに見られない光景を観察することができました。
写真をご覧になってみて、
…
…
分かりますか?
はい!サルスベリがすっかり夏色に♪
…
ではなくてですね…
(ちなみに、7/21に開花しました。)
…
…
ではなくて
…
…
…そうです!
「蝉の羽化」です!!
なんとサンダルの中で!!!
9:09AM の写真です。
9:20AM…約20分後。
透き通った羽が虹色に見えて美しくて感動です!
ここからが長かったです。
調べてみたら、羽を乾かしてるということが分かりました。
10:40AM…さらに1時間20分経過。
見慣れた蝉の色に近づいていきます。
お客様たちと、「がんばれ!」と声援を送りますが…
あるお客様はチェックアウト、
また別のお客様は海にお出かけと、
ずっとみんなで観察している訳にもいかず…
せめて自分たちだけでも飛び立つところを見送りたかったのですが…
私たちもちょっとした作業の間に見逃してしまいました…。
11:40AMごろに無事に飛び立ったようです。
見守れなかったのは残念ですけれど、
観察するには好環境で、ラッキーでした♪
今回は天体観測ではなく「蝉の観察日記」でした。
儚い命が精一杯生きる姿を目の当たりにして、色々と考えさせられました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
*ちなみに、このKEENのサンダルは、ご近所の Kamakura Rhythm 鎌倉リズム さんで購入しました。履き心地抜群なのは知っていましたが、蝉さんにとっても居心地良かったとは驚きです*
2015年
8月
05日
水
蝉の声に起こしてもらって、朝の散歩に出かけました。
まずは「えびすさん」で親しまれている本覚寺のハスです。
ハスの花の向こうは夷堂(えびすどう)。
5:00AMごろ、
朝日が射し込む前です。
続いて鶴岡八幡宮の源平池へ。
今年は開花が早かったようで、見頃は過ぎてしまいましたけれど、
朝色の木々をバックに、
ちょっとだけ楽しむことができました。
大巧寺(おんめさま)にも寄って見ましたら、きれいに咲くハスの花を近くで見ることができました。
ハスの花の寿命は4日間だそうです。
泥の中から、こんなに清々しく凛とした姿が生まれるなんて、ほんとう素敵です。
帰り道、八雲神社の境内から見上げた空には、ハートと月が!
得した気分☆
賑わう前の鎌倉の朝。
海のシーズンですが、あえて町を歩くのもオススメです。
朝食も美味しくなりますね。
静かな朝の散歩。
なかなかの贅沢時間です。
ぜひ味わってみませんか♪
2015年
9月
16日
水
世界的にも有名となりつつあるYABUSAME。
鶴岡八幡宮の例大祭(9/14〜9/16)の三日目、小笠原流流鏑馬神事を拝見しました。
800年以上続いている歴史ある御神事です。
流鏑馬は、疾走する馬上から鏑矢を放ち的を射る弓術。
馬を馳せながら矢を射ることから、「矢馳せ馬(やばせうま)」、そこから転じて「やぶさめ」と呼ばれるようになったといわれています。
ピンと張りつめた厳かな空気の中、鎌倉武士さながらの狩装束を身にまとった射手たちが、馬を駆りながら3ヶ所に設置された的を次々と射抜く姿は迫力満点。
掛け声は「インヨーイ」=「陰陽射」。
陰陽道と深い関わりがあるのです。
「陰陽」という矢声は宇宙、ひいては神そのものと呼応しあうためと考えられているとのこと。
神馬と射手の後ろ姿も美しいです。
神聖な馬場を丁寧にお掃除する様子は、神事が始まる2時間前(11時)の写真です。
一般席でも、最前列をとるためには、本や飲み物を持って早めに行動することをお勧めします★
3つ目の的の近くでしたが、射るお姿は撮れませんでした…。
次回は場所を変えてみようと思います。
終わったとたんに雨がポツリポツリ。。。
神様がいらしたようでした。
流鏑馬神事。一見の価値有りです!
(4月の「鎌倉まつり」の流鏑馬神事は武田流です。)
2015年
10月
10日
土
金木犀。
今年もお庭を良い香りで包んでくれました。
こちらは9月28日撮影。
去年よりも早い開花でした。
一年前のblogを振り返ってみましたら、今頃はまだ香っていたようですが、今年はもう散ってしまいました。
そしてまた月の話です。
9月28日といえば、
スーパームーン。
こちらは江ノ島から見たお月さま。
東の空から昇りたての月はオレンジ色。
キンモクセイ色。
月の色はみるみる変化し、高くなるにつれて白く輝き、海に反射する光も とても明るく神々しかったです。
鎌倉の海とはひと味違った江ノ島の風景も良いものです。
「くまから」からも、きれいに見えました。
秋の夜長のお月見、ワクワクします。
色んな表情の月を楽しむ事ができました。
クマもたっぷり月光浴。
皆様は、どんな空を見上げているでしょうか?
季節の変わり目、ご自愛くださいね。
2015年
11月
12日
木
お庭のお手入れの行き届いた報国寺さん。
静かに過ごしたい方には、午前中をおすすめします。
竹の庭はもちろんのこと、境内の すみずみまで 爽やかな気が巡っていて、自然と体いっぱいに深呼吸をしたくなります。
冬桜も凛と花を咲かせていました。
紅葉の季節、赤や黄色の葉に目を移しがちですが、こんなふうに目の保養をさせていただくのも、ホッと一息できてありがたいものです。
色付く途中の万両。
グリーンから赤へのグラデーションを眺めながら、季節の移ろいを感じる静かな時間。
野生のリンドウ。
優しいブルーの星が連なる光景に、思わず足を止めてしまいました。
秋や冬のお花も素敵ですね。
お抹茶席は、
12月7日〜2016年2月末まで工事の為
閉まってしまいますが、竹の庭は変わらず楽しめます。
2015年
12月
09日
水
鎌倉の風景。
お寺・神社・教会の共存。
鶴岡八幡宮二の鳥井近くのカトリック雪ノ下教会とイチョウの黄色。
歩みを止めてしばらく眺めていたら、シャンと背筋が伸びました。
「クロガネモチ」の赤い実。
冬らしい一コマです。
冬の貴重な青空に映える黄色と赤。
気ぜわしくなりがちなこの時期こそ深呼吸。。◯
鎌倉で街路樹に癒されました♪
2015年
12月
28日
月
数日後には「初日の出」として、また特別な思いで崇められる存在の太陽。
ふだん見慣れた夕焼けも、年の瀬に眺めていると、ありがたみひとしおです。
「くまから」から歩いて行ける材木座海岸からは、富士山を拝めるところが嬉しいです。
今年も一年ありがとうございました。
お客様の「大切な旅の一ページ」に、ほんの少しだけご一緒させていただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
いつも近所で見守って下さる方、遠くから想って下さる方にも、心の底からありがとうございます。
皆様、お体を大切に 良いお年をお迎えください☆
*写真は「くまから」のお庭の紅白の万両です*