春光

光も風も波も、毎秒刻々と変わっていくなか、

夕焼けが春色だなと感じた日。


光や風や波に呼吸を合わせると、

心身がみるみるほぐれて、いつもの自分を取り戻すことができます。

木々の葉の擦れる、さらさらという音。

鳥の声や波音に耳を浸します。

 

五感が開くと、思わず、

ただいまと言いたくなります。

 

畑の隅。

ルリハコベが根を張って、澄んだ青色の花を咲かせていました。

 

 

野の隅に 宙色まとう 瑠璃繁縷

 

 

宮古島で暮らし始めたばかりの頃、

初めてルリハコベを知ったときに詠んだ句。


まだ3度目の春ですけれど、
すでに懐かしさと共に感謝の気持ちでいっぱいです。